パルコデジタルマーケティングが担当者にきいてみた!

SC VOICE

2017.10.6

対 談

個の販促施策から、共有するWeb販促へ

支え続けるプラットフォームつくりとは?

個の販促施策から、

共有するWeb販促へ

支え続けるプラットフォーム

つくりとは?

株式会社東急モールズデベロップメント

コーポレート本部 経営管理室

市川 恵亮 様

  • SHARE
  • FaceBook
  • Twitter

10を超える運営施設を持つ東急モールズデベロップメント社(以下、TMD社)2015年からすすめている「Web統一化プロジェクト ※1」も、一旦の区切りを迎えます。

Webサイトの管理システムを統一し、本社主幹となってすすめたプラットフォームづくり、Webサイトの品質維持・施設ごとのアイディアに満ちた運用方法などをお聞きしました。

※1「Web統一化プロジェクト」とは、TMD社が運営する施設「たまプラーザ テラス」「港北 TOKYU S.C.」「青葉台東急スクエア」「八王子東急スクエア」「クイーンズスクエア横浜[アット!]」「東急スクエア ガーデンサイト」「武蔵小杉東急スクエア」「香林坊東急スクエア」「レミィ五反田」「あざみ野 三規庭」など、個別に構築していたWebサイトや管理システムを統一するプロジェクトです。

東急モールズデベロップメント 市川 恵亮 様

東急モールズデベロップメント 市川 恵亮 様

2016年10月より、ICT戦略部にて東急モールズデベロップメントWeb統一化プロジェクトを推進。10を超える商業施設のWebリニューアルを行う。

Web統一化プロジェクト。
区切りを迎え、考えること _

陣内
2017年秋で、Web統一化プロジェクトは第一フェーズ完了ですね。
市川
はい、「みなとみらい東急スクエア」「静岡東急スクエア」のサイト立ち上げが終われば、当社の全施設統一化が完了となります。
陣内
ありがとうございます。TMD社のみなさまとは3年間以上もご一緒させていただき、今回の統一化プロジェクトの経緯を是非インタビューしたいと思ってます。まずは市川さんのことを教えてください。TMD社に入られてどういったお仕事をされてきたのでしょうか?
市川
よろしくお願いいたします。
2013年9月に入社し、109ネット部に配属。2年ほど販促を担当、ECサイトの特集企画やバナー作成を行っていました。次に八王子東急スクエアに配属。1年ほど施設管理業務を担当し、施設にいらっしゃったお客さまが快適に過ごせるよう設備や管理を行っていました。
そして、本社ICT戦略部に2016年10月に配属。パルコデジタルマーケティング(以下、パルコデジタル)の陣内さん古賀さんとお仕事させていただきました。Webサイトリニューアルをちょうど横展開しているときですね。
陣内
Webサイトでは、7施設目の統一化リニューアルが完了したあたりですね。
市川
その後組織変更で、事業戦略部に配属。そこから異動があり、現在は経営管理室という部署で、社内のITに関わる業務を行っています。社内ネットワーク回線の管理や、社内wifi整備の推進、社内ポータルの管理や設定などです。
東急モールズデベロップメント 市川様
陣内
最近は異動が多かったのですね。では去年一緒にやらせていただいた「Web統一化プロジェクト」について深堀りできればと思います。
市川さんからみて、「Web統一化プロジェクト」はいかがでした?
市川
プロジェクトには途中から入りましたが、以前はWebサイトには違うシステムを入れていました。そこから比べると、パルコデジタルのシステムは細かい部分の使い勝手がよく感じます。同じ管理画面をショップの店長や、施設のWeb担当者も使用していますが、使いやすいです。
また、費用も下がり、是非推進したいと思いました。

目指すは施設ブランドの統一と運用負荷の軽減 _

陣内
そもそも、Web統一化プロジェクトをたちあげた経緯などを教えてください。
市川
将来的に「東急スクエアブランドの統一」を考え、立ち上げを行いました。最初に、「たまプラーザ テラス」のWebサイトで基本の形を構築しました。
陣内
はい、デザインやシステムの仕様決定などしっかり固めさせていただきました。
たまプラーザ テラスと、他施設のTOPのキャプチャ
市川
その基本の形を、他の施設に展開すればコスト的にメリットがあります。最初お話ししたように人事異動も少なくないので、同じシステムであれば違う施設に配属されたとしても、Webに関しては運用負荷がかかりません。
また、SCコンシェルジュ®ウェブ(パルコデジタルの手元管理システム)はテナントさんからしても、使いやすいように思います。当社以外の施設にも導入されていると聞いてます。
陣内
はい、おかげさまで100を越える施設で使っていただいてます。
市川
ですよね。みんなが使いやすい仕組みだと思ってます。
陣内
ありがとうございます。では、「Web統一化プロジェクト」をすすめる上で苦労したことや、困ったことありますか?
市川
プロジェクトを進める上でですか?うーん
陣内
たくさん施設があるので、進める上で厳しいこともあったかと思います。市川さんがリーダーとなり、とりまとめていただいたようにみえたので。どのようにまとめていたのかなと気になっていました。
市川
Webに関する大枠は本社主導、費用も本社が統轄というスキームにしたので本社の決めで展開しました。そのためそこまで大変ではなかったです。
進める上で、施設のWeb担当者から改修や仕様変更の意見をもらい、カスタマイズを行ったこともあります。例えばグランベリーモール発信の「ブログ特集」などですね。アクセス数が良かったこともあり、全施設に機能追加をすると決定しました。
陣内
グランベリーモールのブログ特集は本当に有意義に使っていただいた印象です。色々な施設の声に耳をかたむけて、よいと判断し全施設に展開する、とても良い例だと思います。
ブログ特集

個の販促施策から、共有する販促へ _

陣内
思い出深いことや、やりがいを感じたエピソードなどありますか?
市川
「施設販促担当者向けの勉強会」をやったことです。
陣内
勉強会!一緒にやらせてもらってとても興味深い会でした。どのような目的で開催されたのですか?
市川
今回Webサイトに「ショップブログ」というコンテンツを作りました。サイトのメインコンテンツとなるものです。テナントさんが手軽に情報を掲出できる仕組みです。自由に使っていただけますが、施設によって情報量や投稿数はバラバラです。
陣内
はい、TMD社以外でも同じような課題を抱えている施設は多いですね。
市川
そのためショップブログを使うメリットを、「当社の施設担当者が考える機会を用意しよう」と思い企画しました。1回目は 「テナントさんの気持ちになろう!」「数字を分析しよう!」というテーマで行いました。スマートフォンでログインをし、ブログを投稿するフローを10施設30名の販促担当者と体感。講座終了後は操作方法をテナントさんに伝えられるようにしました。2回目はグループワーク形式で「ショップブログに関する共有」をテーマに行いました。ショップブログを書くことについてなんでも話し、困ったこと、良かったことなどを共有する場にしたのです。
陣内
ポストイットでみなさん表現されてましたね。とても生き生き話していたのを覚えてます。
勉強会様子
勉強会様子
市川
例えば、たまプラーザ テラスのショップブログ投稿数は1ヵ月約400件投稿があります。一方ほかの施設は100件に満たないこともあります。そのため、グループワークでたまプラーザ テラスが心がけていることなどを共有して他施設も「いいね、やってみよう!」という流れになりました。自分の施設だけの販促から、全社的な販促にできればと思ってます。いい事例を横展開させたいですし、施設間の社員交流のきっかけにもなったと思います。
陣内
素晴らしいですね。好事例はもちろん、悩みの共有もなさってましたね。この勉強会は初のこころみだと聞いておりますが?
市川
初のこころみでした! テナントさん向けの講習会などは行ったことがあるのですが施設をまたいでの販促担当者向けは初めてです。10の施設の担当者が集まり、約30人参加しました。
陣内
関東圏だけでなく、石川県の香林坊東急スクエアのご担当者もいらしてましたね。当時社長もいらしていただき、活気ある会になりましたね。
市川
毎月アクセスを確認していたのですが、講習会のあとにブログ投稿数やPVが伸びたのを見てやりがいを感じました。一時的かもしれませんが、これからも意識がさがらないよう勉強会を続けていきたいと思っています。
派生して、施設独自で勉強会を行っているようですよ。「ショップブログ用写真の撮り方研修」などを武蔵小杉東急スクエアが行っているそうです。
陣内
すごい、施設独自で工夫されているのですね。私たちも聞きにいきたい!

Web提案に関する 意識について _

陣内
デジタルの企画に関して進め方がスムーズな印象があるのですが何かコツはあるのでしょうか?当社のWeb提案をほぼ即決していただいたこともありますし。
市川
Web提案をたくさんいただけることは嬉しいです。例えば、TOPページのサムネイルが切り替わる提案など、その企画見たとき「あっ、これだ!」と思いましたね。
陣内
ありがとうございます。デザイン性を考えながら、なるべくテナントさんの負荷がかからない仕様にしてみました。
市川
切り替わるとパッと目が行きますよね。是非進めたいと思って社内調整を進めました。
陣内
提案後決めていただくまでとても速かったです。ご提案してから、全施設対応するまで2カ月かからなかったですものね。
市川
スムーズな印象とありましたが、「統一化プロジェクト」の経緯や「Webでやるべきこと」をWebサイトのリニューアル当時、各施設の担当者に説明をしてまわったことが影響しているかもしれません。
ゆっくりかもしれませんが、一つ一つの施設と密にコミュニケーションをはかりました。「会社としてWebを統合する」という軸をしっかりつくり、前任である松田・沢辺の志を引き継ぎました。会社や体制が変わろうが その部分がしっかりしていたので、揺らぎなく進められたと思います。
陣内
目的や目標の意思が同じなんて、素晴らしいですね。私たちも、軸がしっかりなさっているので制作しやすかったです。各施設に対して他のアクションなども行っていたのでしょうか?
市川
施設ごとにWeb数値に対する意識づけは行っていました。サイトの訪問数やどのページが見られているか、ショップブログの投稿数・PVを月1回レポートとして社内に共有していました。
市川さん
陣内
10施設の横断されたレポートとなると、とても興味深いですね!
市川
数値だけだとわかりにくいので、振り返りのコメントを施設から返してもらうようにしていました。たとえば「イベントを開催したからこの日はPVが伸びた」などですね。分析をみんなにしてもらいたくて、そのようなフローにしていました。Web施策について数値から意識してもらえたらと思っています。
陣内
なるほど、だから施設によってさまざまなアイディアが生まれるのですね。たまプラーザ テラスの「イベントレポートアーカイブ」、港北 TOKYU S.C.のハロウィン企画など 続々とWebの企画が生まれています。当社にも発注依頼がきています。
市川
そうなのですね。そういった依頼がきてくれて本社としてもうれしいです。
ハロウィンページ

施設のおすすめポイントは?! _

陣内
では質問を少し変えて、TMD社運営施設のおすすめポイントがあれば教えてください。
市川
Web関係なくていいですか?
陣内
もちろんです。
市川
武蔵小杉の近くに住んでまして、「武蔵小杉東急スクエア」があるんですね。で、僕ラーメンを普通のひとよりあまり食べないんです・・
陣内
確かにあまり食べなさそうですね。(笑)
市川
ぼくは人に比べては食べないのですが、「武蔵小杉東急スクエア」の「たかくら」というとんこつラーメン屋は・・・・・食べるんです!!
陣内
!!!
市川
替え玉1回無料の店です。
陣内
美味しそうですね。替え玉するんですか?
市川
いや、おなかいっぱいになるので替え玉はしないのですが、一時期週1で行ってました。とんこつだけど食べやすいです。是非いってみてください。
陣内
ありがとうございます。今度行ってみますね。
市川さん

これからについて _

陣内
最後に、市川さん。次はどのようなお仕事をしたいと思ってますか?
市川
2点あります。現在は異動したので担当を離れたのですが、離れる前にサイトデザインを一新したかったです。スマートフォンの画面もどんどん大きくなっていたりと時代に合わせてデザインも変えたいと思っていました。
また、ブログから商品が買えるような仕組みの導入です。パルコのカエルブログシステムの仕組みを入れ、当社のECを立ち上げたいと思っています。将来的には東急グループのECに・・・!などの展望も考えていました。
陣内
大きいですね!
市川
はい、大きいです。
陣内
デザインの件、カエルブログの件 まだまだ関わる機会があると思います。引き続きよろしくお願いいたします。
市川
こちらこそよろしくお願いします。
市川さん
  • SHARE
  • FaceBook
  • Twitter
ページTOP