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『デジタル化の印刷業界へのインパクト』

~紙とデジタル、その親密と攻防~

開催日
2017年5月26日
講師
公益社団法人日本印刷技術協会 研究調査部長 主幹研究員
藤井 建人 氏

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業界、業種を問わず、デジタル×マーケティング領域において最前線で活躍されているトップランナーの方々から学びを得る社内勉強会「デジタルマーケティング ゼミナール」。


第4回は公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)にて、研究調査部長 主幹研究員として印刷ビジネスを中心とした産業・市場・経営・メディア・地域活性と、幅広い領域で調査研究をなされている藤井建人氏にお越しいただきました。

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講演では、半世紀続いてきた印刷技術の進化による業界の成長と、2,000年以降の急速なインターネット普及、デジタル化を背景とした"紙"の成熟と減少、それらを踏まえた印刷業界の現状と、デジタルを活用した新しいビジネスモデルの成功例を中心に講演いただきました。


過去"紙が無くなる"と言われた大きな3つの波、「パソコンの登場」「インターネット普及」「電子書籍化」において、実際に紙は増えたのか?/減ったのか?という結果の考察や、デジタル技術の進歩によって、印刷業界にどの様な変化が起きたのか?を解説。
その上で印刷業界の変遷をWeb・デジタル業界に置き換え、今後どのような変化が起こり得るか、統計情報を用いた数値的根拠を元に予測されました。


また、最近の印刷業界におけるトレンドとして、広告視点の新たなコミュニケーション手法として「位置情報活用」が進んでいる点や、デジタル印刷技術を活かしたギフト向け菓子のパッケージカスタマイズサービスの活況をはじめ新たなビジネスが登場している事、大手出版社が小ロット印刷の自社内製化へ舵を切り、新たな価値創出に取り組んでいる点など、注目すべき事例を挙げていただきました。

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講演の中で最も印象に残ったのは「技術革新の新しいタネは日々至る所に落ちている。常にアンテナを張り続け、見定める事が大切」というお言葉でした。


「テクノロジーを用いて課題解決や改善、目的を達する為の価値を創り提供する」がパルコデジタルマーケティングに求められているミッションと捉えておりますが、私たちの事業領域であるSC・ディベロッパー、リテール業界のみならず、今回の印刷業界における変化や金融業界における"フィンテック"、業界問わず進んでいる"AI・ロボティクス、IOT化"など、様々な業界で起きている変化、進化にも目を向ける事が大切と、改めて感じた会となりました。

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