
2025/9/22 掲載
通行者にも届く情報発信へ!サイネージ導入とWeb連携で館全体の発信力を強化
「錦糸町テルミナ」にて、計10台のデジタルサイネージをご導入いただきました。
【導入目的】情報発信力の強化 / 運用負荷の軽減
【設置場所】館外 5台 / 館内 5台 計10台
【機器スペック】75インチ 超高輝度ディスプレイ等
【仕様】防塵防滴対応屋外筐体 / 自立筐体 / 壁面埋込タイプ / Web連携
【担当範囲】全体プランニング / 設計 / 機器選定 / 筐体制作 / 施工 / 配信システム構築 / Web配信連携テンプレート制作 / デジタルサイネージ用コンテンツ制作
●背景
「錦糸町テルミナ」は、錦糸町駅の南北に展開する駅直結の商業施設です。TERMINA / TERMINA2 / TERMINA3の3棟からなり、駅直結の利便性と地域密着型の特性を活かして、開業から60年以上にわたり、地域住民や駅利用者に親しまれてきました。
その一方で、情報発信の手段にはいくつかの課題がありました。館内のポスターボードは、一度に掲出できる紙ポスターの数に限りがあり、すべての情報を十分に発信するのが困難な状況でした。また、ポスターの掲出・更新作業は手間がかかるため、運用面での負担も大きくなっていました。さらに、各テナントのキャンペーン情報などもWebサイトでの告知に限られており、お客さまとの接点設計や施設でのリアルタイムな発信が課題となっていました。
●実施内容
こうした課題に対し、周辺環境やお客さまの動線、運用における実用性を考慮したサイネージの設計・構築を行いました。
館外には、防塵防滴仕様の75インチ超高輝度ディスプレイを採用。日中の明るい時間帯でも視認性が高く、駅前の通行者に向けた情報訴求が可能になりました。館内には、目的に合わせて壁面設置型4台、自立型筐体1台を導入。施設内の利用導線上で自然と目に留まる位置に設置することで、お客さまに対してスムーズな情報提供を実現しています。
また、デジタル化により一度に多数の情報を切り替えながら表示できるようになり、従来ポスターでは掲出しきれなかった情報も効果的に届けられる環境を整えました。
配信面では、Web連携用のテンプレートを導入。Webサイトに掲載した情報をそのままサイネージに反映できる仕組みにより、コンテンツの二重管理の負担を軽減しながら、リアルタイムな情報更新が可能になりました。
▲【スペック・仕様】左:75インチ超高輝度ディスプレイ2面 防塵防滴対応屋外筐体 右:75インチ超高輝度ディスプレイ 屋内柱面
●Web連携イメージ
▲テナントがWebサイトへ投稿したショップニュースが、そのままサイネージ連携され館内で掲出される
●成果
Webサイトに限られていた情報発信を、館内外に設置されたサイネージを通じてリアルタイムかつ視覚的に行えるようになったことで、来館中のお客さまとの情報接点が大きく広がりました。実際に足を止めてサイネージを見るお客さまの姿も見られるなど、訴求力の向上を実感。
サイネージという新たな発信手段が加わったことで、各テナントからの情報発信も活性化。掲出の機会が広がったことで、「見てもらえる」実感が得られ、テナントのモチベーション向上につながっています。
また、Web連携による効率化で、運用負荷も軽減。定期的な更新を無理なく行うことができる体制が整い、継続的な情報発信が可能となりました。
▷ 錦糸町テルミナのWebサイトは こちら