パルコデジタルマーケティングが担当者にきいてみた!

SC VOICE

2019.05.23

インタビュー

腕時計専門店の新たな挑戦

ユーズドウォッチのオンラインストア「TiCTAC USED+」

立ち上げの裏側に迫る

腕時計専門店の新たな挑戦

ユーズドウォッチのオンライン

ストア「TiCTAC USED+」

立ち上げの裏側に迫る

株式会社ヌーヴ・エイ

リストウェア事業部

石井様 髙島様

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株式会社ヌーヴ・エイの腕時計専門店チックタックが、2018年9月、新たにユーズドウォッチのオンラインストア「TiCTAC USED+(チックタックユーズドプラス)」をオープンしました。気軽に身に着けられるカジュアル時計からフォーマルな高級腕時計まで、幅広いラインナップを実現したオンラインショップの立ち上げに至る背景や想いをインタビューしました。

プロフィール1

株式会社ヌーヴ・エイ
リストウェア事業部 TiCTAC USED+ 統括マネージャー 
石井 敦様

株式会社ヌーヴ・エイでTiCTACの店舗・EC担当・商品担当を経てTiCTAC USED+のプロジェクト立ち上げ。営業・運営・仕入・査定など全体業務に携わる。

プロフィール2

株式会社ヌーヴ・エイ
リストウェア事業部 TiCTAC USED+ デザイナー/販促担当 
髙島 瑞穂様

株式会社ヌーヴ・エイでTiCTACの販売促進担当を経てTiCTAC USED+担当に異動。サイトデザイン、コンテンツの作成、SNSの運用など、販売促進・デザインを中心とした業務に携わる。

プロフィール3

株式会社パルコデジタルマーケティング
コンサルティング一部 川角 浩正

ECサイトのコンサルティング(構築~運用、販促支援等)を担当。TiCTAC USED+のサイト構築、オープン前~オープン後の運用・販促支援に携わる。

きっかけは中古業界におけるCtoCの盛り上がり _

川角
2018年9月にオープンした「TiCTAC USED+(チックタックユーズドプラス)」。当社はサイトデザインを中心にご支援させていただきました。まずは、サイト立ち上げの経緯を教えてください。
石井様(以下、石井)
スタートの経緯は、中古の業界、いわゆるメルカリですとかCtoCの流れが社会でも大きくみえてきていたので、チックタックでも中古販売事業をやることで、新しいものを買ってもらうために、古いものを売ってまた新しいものを買ってもらう、という循環を目指すというのが立ち上げに至った経緯です。
川角
貴社においてユーズド事業は初めての試みだったのですか?
石井
はい、特定の店舗でアンティーク腕時計の販売はずっと行ってきてはいましたが、「買い取り事業」と「カジュアルウォッチの中古販売」は今回が初めてです。
川角
ユーズド事業が世の中に認知されて、サステナブルな思想とかが盛り上がってきている中で、「TiCTAC USED+」は、実店舗ではなくあえてネットで立ち上げられたというところが、新しいんじゃないかという感じがしたのですが。
髙島様(以下、髙島)
いまアンティークウォッチを取り扱っている店舗は首都圏がほとんどなので、お客様がその商圏の人に限定されてしまいます。フリマアプリとかでしたら全国どこでも関係ないかと思うのですが、そのあたりも意識しました。

女性でも違和感のないクリーンなサイトデザインに _

川角
「TiCTAC USED+」のサイトの特徴を教えてください。
髙島
「TiCTAC USED+」では当初想定していたカジュアルウォッチのほかに、カルティエやエルメスですとか、いま女性に人気の腕時計も販売しようと思っていたため、ちょっと大人でラグジュアリーなものを求める女性にも、「ああ、素敵な腕時計を売ってるサイトなんだな」と思っていただけるように、クリーンなイメージのサイトデザインにしていただいたというのが大きな特徴です。
石井
一般的なフリマアプリと言われているものの利用者って、これまでのヤフーオークションとかと違って、多分女性の利用がすごく多いんですよね。中古品に対しての抵抗感というか、そういうものが今の時代は薄れているというか、ほとんど持っていなくて。でも、周りを見渡すと中古の取り扱いでしっかり女性を意識したようなデザインをしているところってあんまりないんですよね。チックタックの実店舗のお客さんもおよそ6割は女性なので、そこを考えたときにサイトのデザインを女性が使いやすいようなデザインでという風にお願いしてデザインしてもらっています。
川角
腕時計に絞った形で女性をターゲットにしたユーズド、そこが新しい試みですね。

表のデザインも裏のシステムもどちらも苦労しました _

川角
リリースするまでに苦労した点はどんなことですか?
髙島
サイトデザインに関しては、新品の腕時計を販売している既存ECサイトのフォーマットを骨組みに使わなければならないという制約がありました。当初は既存ECサイトとほぼ同様のデザインで進めていたのですが、そもそも新品・中古と扱う商品が異なるのに同じテイストになってしまうと、お客様にとっても違いがあいまいになってしまうため、締め切り直前で急遽いまの方向性に変更しました。御社にはご迷惑をおかけしてしまったのですが、それによって、いまのクリーンなサイトデザインで立ち上げることができましたのでそこはすごく感謝しています。
石井
中古品に関しては古物商営業法に準じて、売る人も買う人も必ず紐づいてないといけないんですよね。だからそこを考えたときに、バックエンド側のシステム的な連携がより複雑になったというのは事実で、サイト構築もそうだけど、買取のスキームだったりとか考え方とか、支払い方だったりとか、全部が初めてなんで、デザインの部分ももちろん大変だったかと思うけど、裏側も実は大変だった、というのが今回のプロジェクトで思ったことですね。
川角
ユーズドの事業でECサイト構築は当社も初めてでした。中古品を売るとなると運用負荷がすごいというか、ほぼ倍以上。そこをいかにシステムで軽減するかというのが大きな課題だったのですが、なるべく運用負荷がかからない形に構築できたというのもよかったと思います。

ちょっとしたことでも相談できる、戦友ってイメージです _

川角
構築時、当社の進行はどうでしたか?
髙島
数社がプロジェクトに関わっていた中で、自分がサイトデザインを担当していたというのもあって、こういうデザインにしたいけど実際に実現出来るかどうかとか、そういうご相談は一番御社にさせていただく機会が多くて、ちょっと気になったらすぐ電話したり、すぐに会いに行ったりとか、すぐにコミュニケーションが取れることが、やりやすかったです。弊社は小売りの業種で、Webの専門家がいたりとかいうわけでもないので、Webに強い御社が身近な存在として気になったときにすぐご相談ができたというのは、すごくやりやすかったと思ってます。
川角
そこは当社側でも気を遣った点だったと思います。
石井
マーケの部分もそうだし、ちょっとシステム的なところの話もそうなんだけど、そこら辺を総合的に気軽に話も相談も出来るところが一番大きなところだし、そういう付き合いは続けていきたいと思うよね。今後も。
髙島
楽しかった、大変だったけど楽しかった。戦友ってイメージです。

これからもいつでも相談できる身近なアドバイザーとして _

川角
「TiCTAC USED+」のサイトで今後の展開や新しいサービスについて教えてください。
石井
まず今回始めたのが「オンラインリペア」というサービスなんですけども、今やっぱり時計だけじゃなくて、靴とかバッグとか色んなものを直して使うとか、修理してからフリマサイトで売る、という習慣が浸透してきているのですが、ただ一方でチックタックとかうちの会社については、トラフィックとしてはすごくいいところにありながら、あまりリペア事業に注力できていないという現状があるんですね。これってもったいないことなので、リペアサービスと呼ばれているものに関しては、業務内容としてはそんなに簡単なことではないのですが、やっぱり推進していかないといけない。
中古品と修理ってセットだと思うんですよね。なので最悪修理に預けてもらって見積もりが高かった場合に、じゃあ買い取りであればいくらで出来ますよっていうようなのが商売の流れとしてもあるので、修理業務に関しては早いタイミングではじめなきゃいけないという想いと、チックタックの店舗がないエリアのお客様にもご利用していただきたいという想いも込めてオンラインリペアサービスをスタートしました。だから名前も「TiCTAC USED+オンラインリペアサービス」ではなくて、あくまで「チックタックオンラインサービス」という形で取り組みをスタートしています。
川角
確かにそもそも時計の事業って修理も当然セットであって、電池交換もそうですし、ユーズドで不具合が出たときに見てもらえますか?という形で気軽に相談できるのは魅力ですね。
髙島
また、いまサイトでは中古時計に関するコラム記事など、コンテンツを掲載して積極的に情報発信を行っていますが、こうしたコンテンツマーケティングやSNSマーケティングについても、もっといろいろご相談させていただきたいと思っています。
石井
「コンサル」っていう堅い言葉じゃなくて、アドバイザー的なやり方がたぶん私たちが一番求めていることじゃないかなと思うんですよね。マーケティングの手法とかいったものはお金をかければできるけれども、逆に言えば「こういった事象が出ているときはどういったことなんだろう?」とか、「こういうことを望んでいるからどうしたらいいんだろう?」というような話をしたいですね。例えば、どういう風にしたらいいかっていうところをご提案いただければ、いま以上に上手くSNSを活用できたりするんじゃないかと思っています。そういうところを指南していただくことを含めて期待していますね。
川角
ありがとうございます。お金をかければある程度の効果が得られるのは当たり前ですが、そうではなくて、さらに大きな成果をあげるにはどうしたらいいか、いかにコストを抑えて効率的に運用していくかというところが当社が求められているところだと思うんですよね。特に、幅広い価格帯、カジュアルからフォーマルの高級時計までというのはすごく特徴的で他社には無いサイトなので。そこの部分については、弊社も立ち上げから関わっているということもあって理解しているので、その上で色々な支援を今後もしていければと思います。
これからも宜しくお願い致します。本日はありがとうございました。
石井髙島 
ありがとうございました。
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